ウサギとオオカミ ~雪の話〜
第4章 恋人ってなんだっけ?
「ただいまぁ…」
「んぁっ…///っちょっと!やめてってば!」
ん?リビングから怪しげな声が…
また、ヤってるの?トーマさんと律にぃ。
「…そーゆーの。部屋でやってよね。」
あーあ。ついに兄の性事情をモロに見てしまった。
昔とは違ってそういう知識もあって。
リビングには脱がされかけた兄を
押し倒している好きだった人がいた。
「せせ、、、、雪…お、おかえりぃ〜…」
「ごめん。雪くん。」
いや、まぁ。いつもの事だから何も言わないでいっか。
「おやすみ。」
「せ、雪ぅ…」
律にぃはめっちゃ気まずそうだった。
まぁ、帰らないと思われてたかな?