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ウサギとオオカミ ~雪の話〜

第1章 ユキじゃない!!セツだ!!!



「わかったよ……じゃあ、放課後で…」


優がそこまで言うなら…



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今日1日、授業は頭に入ってこなかった


そして、放課後。


何故か優の住んでいるアパートにいる。



「ほら、話せよ…」


「実は……俺、好きな人がいて…



その人は男の人で、アニキの…」


「友達??」

俺は首を降り


「恋人」

といった。


優は驚きと戸惑いを隠せないようで、、





「そんなの…雪が辛すぎるよ……」


その言葉を発した。



「昨日、そんで、その人から『好きな人いるの?』って聞かれて…」


本人からのそれはキツかった…



「俺っ…泣きそうで…でもっ…そんな顔見せたら、、絶対…バレるし…」



気付いたら俺の目からは涙が溢れていて…


長年1人で抱えてきた思いを人に話すと


こんなにスッキリするものなのかと…







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