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となりの君と、

第1章 1 気まずい朝

頭がいたい。

きっと昨日、無理やりに飲めもしないお酒を飲んだせい。

大学生って本当にこんな風にお酒、飲むんだ。

なる前には噂を聞いて、あたしは絶対に引っかかるもんか、なんて息巻いて友達に話してたのに。

うっすら目を開けると、目の前には…

「っ!!な、なんで!?」

思わず大きな声を出してしまう。

だって目の前に見えた、その見慣れすぎている顔は。

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