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箱……捌

第1章 他人事



名門の男子中学に入学した俺に…降りかかった…寝耳に水の出来事…



訳も解らず――――――…

一日…一日と過ぎていった――…




昨日まで…雑談で笑いあっていた奴らが…



誰も…俺とは話をしなくなり…



友達と思っていた奴らは、友達では無くなっていた…




俺の席は…どんどん…前後左右からの距離が…微妙に開いていき…



話しかけても―――…最初は曖昧な感じに話を終わらせられたが…



今では、完全無視…が当たり前になった…





【弱者】になったのだと…



嫌でも気づかされた…




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