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異彩ノ雫

第76章  恋文 (一)




『── 永遠など望んではおりません



ただ

ひとときの燃え立つ時間を

この胸に刻むことができたなら

なにものも恐れることなく

生きてまいりましょう



時に焦がれて頬が濡れようとも…』







(了)


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