テキストサイズ

異彩ノ雫

第86章  四ノ月 ②




そのまなざしは

なにごとか 成しながら

何事もなかったような静謐さで

あたりを包む



傲りなく

迷いさえもはらわれた瞳…



穏やかに けれど

心に突きつけるひとつの問いかけ



「汝 いずこへゆきたまう…」







【ポートレイト】


ストーリーメニュー

TOPTOPへ