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異彩ノ雫

第209章  五ノ月 Ⅱ ⑤




頬杖をついた視線の先に

あなたは いた



グラウンドを駆け抜ける背中

空を仰ぐ横顔と

西陽に光る首すじ


私のことなど

知るはずのない笑顔…






あなたに

恋をしました……







【初恋】



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