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異彩ノ雫

第212章  六ノ月 Ⅲ ②




梅雨空をはらう笑い声

うつ向く背中越しに届いた言葉

大きな瞳からこぼれる涙…



君のひとつひとつを

心に仕舞おう

壊れないように

なくしてしまわないように







【ひとつ】


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