テキストサイズ

異彩ノ雫

第237章  九ノ月 Ⅲ




肌にまとわるシーツの心地よさ…



やがて 人恋しさに変わる時

傍らのぬくもりを探し

右手はさ迷う



夏の後ろ姿は

波にさらわれる砂の城



あなたを乗せた船は

今、何処に…







【船影】


ストーリーメニュー

TOPTOPへ