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異彩ノ雫

第284章  四ノ月 Ⅲ




懐かしい友が運んでくるのは

やさしい時間



おいしい昼下がり


カウンター越しの弾ける声が

ダージリンの香りにつつまれる



舞い散る無数の光の粒子…



テラスへ向かう二人の背中を

過ぎた少女の時間が駆け抜ける







【cake】


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