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もし国民的アイドルのマネージャーが風俗嬢だったら

第11章 菜々子VS翔

一番手こずる相手だと思っていた翔が
実は一番扱いやすく素直なのかもしれない。

「はい。あ~んして」

ベッドの傍らに座り
お粥をフーフーして翔に食べさせる。

「熱ッ。もっとフーフーしてよ」
「はいはい」

翔の体調によっては帰るつもりでいた。

でも……

「ねぇ?まだ?」

甘えられてしまうことに滅法弱い。

翔のことは苦手だと決め付けていたから
余計にそう感じてしまう。

「はい。お待たせ」

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