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もし国民的アイドルのマネージャーが風俗嬢だったら

第15章 枯葉雅紀の事情②後編

それが悔しくて情けなくて
菜々子に対抗意識を燃やしてしまう。

「やってやるよ」

全身ずぶ濡れにさせてやろうか。

……出来るわけないけど。

菜々子が目を閉じると顔にタオルを掛けた。

「言葉じゃ伝わらないみたいね。雅紀くんは」

菜々子は顔に掛けたタオルを
俺に向かって投げつけ
目眩ましをされた隙に
首根っこを掴まれ強引に唇を奪われた。

「ちょッ……何すんだよッ」
「そのままの意味だけど」
「はぁ?わっかんねーよッ」
「態度で示すってこと」

菜々子はシャンプー台から身体を起こすと
服を脱ぎ下着だけの姿になった。

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