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もし国民的アイドルのマネージャーが風俗嬢だったら

第5章 菜々子VS雅紀

多分だけど私……

熱しやすく冷めやすい。

あれほど智を想っていたのに
今はこうして雅紀に夢中になっている。

最初にキュンときてジュワッと感じたのは
プロデューサーに声を掛けられ
困っている私を助けてくれた時。

私の肩に雅紀の手がフワッと乗った瞬間。

楽屋では冷静を装ってはいたが
頭の中は雅紀のことでいっぱいだった。

台本を読みながら
首を傾げる雅紀の仕草にも
ときめいた。

雅紀を意識しないようにと努めていたのに
脚が見たいからとスカートをめくるよう
お願いされて……

ドキドキしないはずがない。

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