もし国民的アイドルのマネージャーが風俗嬢だったら
第6章 一宮和也の事情①
「でさ~、菜々ちゃんがさ~って聞いてる?」
「はいはい。聞いてますよ」
【祟にしやがれ】収録の前室。
俺は携帯ゲームで忙しい。
収録が始まる前にこのステージを
クリアしたい。
それなのに枯葉さんの話が止まらない。
「イノも絶対に菜々ちゃん気に入ると思うよ」
「分かったから、ちょっと黙ってて。
今、大事なとこだから」
俺は三次元の女に興味はない。
俺が好きで愛してやまないのは
恋愛シミュレーションゲーム
【御主人様♡ナナとエッチしよ♡】の
メイドのナナだけだ。
「はいはい。聞いてますよ」
【祟にしやがれ】収録の前室。
俺は携帯ゲームで忙しい。
収録が始まる前にこのステージを
クリアしたい。
それなのに枯葉さんの話が止まらない。
「イノも絶対に菜々ちゃん気に入ると思うよ」
「分かったから、ちょっと黙ってて。
今、大事なとこだから」
俺は三次元の女に興味はない。
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