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もし国民的アイドルのマネージャーが風俗嬢だったら

第7章 菜々子VS和也

「菜々子が俺のメイドになってくれるなら
安いもんだ」
「ありがと……和也」

『和くん』と呼ぶのはナナだけ。

……消えちゃったけど。

「あッ。そうだった。お好み焼きは
出来たのか?」
「これから焼こうかなって思ってたの」

お好み焼きは出来立ての熱々に限る。

だから準備だけはしておいた。

「先に風呂入ろうかな」
「じゃ、準備してくるね」

浴室に向かおうとする私の手を
和也が掴んだ。

「俺も行く。一緒に風呂入って」

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