Liar Game 〜1×5〜
第6章 秘密
ロケが終わって……
「お疲れ様でした!」
相葉「お疲れ様でしたー!」
松本「あぁ…暑いなぁ…」
相葉「だよね〜俺もヘトヘト…」
松本「今年の夏も猛暑が続くらしいからな…」
相葉「えぇ〜最悪じゃん…」
松本「だよな…」
最近すごく暑くなってきたから喉も渇くし、すぐにヘトヘトになるし、もぉ最悪だよ…
松本「あっつ…あっそうだ、まー来週空いてる日ってある?」
相葉「えっ?何で?」
松本「いや、まー涼野くんと一回メシ行きたいって言ってたでしょ?だから予定が合えばセッティングしようかなって。」
相葉「えっマジで?!えっとね…水曜日だったらいける!」
松本「水曜日?オッケー、涼野くんに連絡入れておくね。」
相葉「ありがと!」
涼野聖輝くん。
デビューした時からすごく興味があった。
だって今までのジャニーズってカッコよさが求められていたけど…
あの子は違う!
涼野くんはめちゃくちゃ可愛い。
男にとってまさにどストライク。
ジャニーズは女の子のファンが圧倒的に多いんだけどね。
でも、涼野くんがきっかけで男の子のファンも増えたらすごいと思わない?
きっと日本中にジャニーズ旋風を巻き起こしてくれるに違いない。
だから俺、涼野くんのことすっげぇ応援してるんだ!
相葉「あひゃひゃ!早く涼野くんに会いたいなぁ〜!」
松本「まだ決まった訳じゃねぇのに浮かれすぎだろ。」
相葉「いいじゃんいいじゃん!」
松本「でもね、あの子は本当にいい子だよ。だってあのかずと仲良くなったし。」
相葉「えっ?!ニノと仲良しになったの?!」
松本「そうなんだよ!昨日さ、思い切って涼野くん誘って3人でメシ会開いたんだよ。」
松本「最初はニノが涼野くんに全然話しかけないからさ…すげぇギクシャクしてたんだけど…」
松本「途中大野さんから電話かかってきて、席外したんだけど…帰ってきたら2人肩組んでたんだよね。」
相葉「えぇっ?!ニノ涼野くんのこと大嫌いだってずっと言ってたのに…?」
松本「不思議だよなぁ…あのかずと仲良くなれる涼野くんってやっぱりすごいわ…」
相葉「だよね!ニノもようやく涼野くんの魅力に気づいたんだね!」
松本「おそらくね。」