テキストサイズ

Liar Game 〜1×5〜

第11章 糸



二宮「ねぇ、今日のクリフクライム誰がいきます?」


櫻井「あぁ…俺しばらくそれやってなかったからやるよ。」


相葉「俺はちょっとパス〜!」


二宮「じゃあ翔ちゃんと…潤くんは?」


松本「…えっ?」


相葉「クライムクライム!やる?」


松本「あっあぁ…うん…」


櫻井「どうした?どっか具合でも悪い?」


松本「いや……」


二宮「今回の相手は格闘家チームらしいので手は抜けませんよ。」


相葉「格闘家チームかぁ…技かけられたりしないよね?!」


櫻井「大丈夫だろ、多分。」


松本「……。」


ガチャッ


大野「おはよ〜」


二宮「おはようございます。」


相葉「大ちゃんおはよ〜!」


櫻井「おはよう。」


松本「大野さん……」


大野「ごめんごめん、ちょっと寝坊した。」


二宮「珍しいですね、昨日何かありました?」


大野「うーん、ちょっとだけな。」


相葉「なになに?彼女といちゃいちゃしてたとか?」


大野「んふふ、内緒♡」


櫻井「智くんも隅におけないねぇ〜」


松本「……。」


出揃った。


言わないと……


松本「…あのさ」


コンコンコンッ


ガチャッ


「失礼します!嵐さん、打ち合わせお願いします!」


櫻井「はーい。」


松本「……。」


今は仕事に集中しよう……


俺は自粛のことを一旦忘れ、打ち合わせをした。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ