Liar Game 〜1×5〜
第12章 悪魔VS悪魔
二宮「ところで、何の用事で俺を呼び出したんですか?」
櫻井「それはもう少し後で話さない?せっかくなんだし別の話しようよ。」
二宮「別の話とは?」
櫻井「彼女のこととか。」
二宮「はっ、俺いねぇし。」
櫻井「本当に?影でコソコソ誰かと会ってるんじゃないの?」
二宮「まさか、俺はスキャンダル撮られる方なので。」
櫻井「あははっ、そうだったね。」
二宮「あなたこそどうなんですか?」
櫻井「俺はね…松潤のことでちょっともめちゃったけど…話し合ったらより一層愛が深まったよ。」
二宮「へぇ…浮気してるのに?」
櫻井「浮気?」
二宮「してますよね?浮気。」
いきなり攻めてくるな……
櫻井「してるって答えたらどうする?」
二宮「別に、あなたのプライベートに興味ないので。」
櫻井「あははっ!ニノらしいね。」
二宮「ありがとうございます。」
いつもの爽やかな笑顔を見せてくる。
二宮「さぁ、もっと飲んで飲んで。」
櫻井「あぁ、ありがとう。」
こいつ…何を考えてる?
もしかして俺が呼び出した理由に心当たりがあってわざと挑発してるのか?
ふふ…いいねぇ……
それならお望み通り本題に入りましょうか。
作品トップ
目次
作者トップ
レビューを見る
ファンになる
本棚へ入れる
拍手する
友達に教える