Liar Game 〜1×5〜
第4章 疑惑の印
〜聖輝side〜
聖輝「……。」
改めて見るとすごい身体……
どうして僕…こんなことを……
聖輝「先輩のこと襲うなんて…僕病気なのかな…」
〜♪♪♪
聖輝「あっ、電話だ。」
ピッ
聖輝「はい、もしも」
プチッ
プープープー…
聖輝「…えっ?」
切れちゃった…
間違い電話だったのかな?
聖輝「ハァ…この痕っていつ消えるんだろう……」
〜♪♪♪
聖輝「また電話だ。」
ピッ
聖輝「はい、もしも」
プチッ
プープープー…
聖輝「えっ…また…?」
何だろう…気持ち悪い……
聖輝「…きっ気のせいだよね、間違い電話だよね、うん。」
〜♪♪♪
聖輝「?!」
また…?!
何で何回もかけてくるの…?!
〜♪♪♪
〜♪♪♪
〜♪♪♪
聖輝「やっやぁ…やめてっ!!」
〜♪♪♪
〜♪♪♪
聖輝「……!!」
ピッ
聖輝「もっもしもし…?」
『……。』
聖輝「あっあの…どちら様ですか…?」
『……。』
聖輝「だっ黙ってないで…何か言ってください!!」
『……。』
プチッ
プープープー…
聖輝「あっ…」
切れちゃった…
聖輝「何なんだろ……」
気持ち悪いなぁ…
聖輝「もしかして…嫌がらせかなぁ…」
僕は特に気にすることはなかった。
でもこれがのちに…
僕自身を苦しめることになるとは…
まだ思ってもいなかった。