テキストサイズ

Liar Game 〜1×5〜

第4章 疑惑の印



ガチャッ


大野「おぉっ、お前ら来てたんだ。」


相葉「あっ大ちゃん!おはよー!」


櫻井「智くんおはよう。」


大野「おはよ〜」


二宮「あなた、今日はまた随分遅いじゃないですか。」


大野「ちょっと下で知り合いと会ってしゃべってた。」


松本「そう…」


大野「どうした?」


相葉「松潤二日酔いなんだって。」


大野「お前なぁ…ほどほどにしろよ?」


松本「気をつけます…」


櫻井「今日のゲーム、できるだけ身体に負担かけないようにするわ。」


松本「ありがと翔さん…」


櫻井「というわけで、雅紀頼んだ。」


相葉「えぇ〜!?ピンボールランナーしんどいよ〜!」


二宮「あんた以外誰が走るのよ?」


相葉「そりゃあ大ちゃんでしょ!」


大野「俺?この間も走ったぞ。」


櫻井「智くんばっかりさせるのはダメ。」


松本「頼む。」


相葉「えぇ…もぉ〜しょうがないなぁ〜…」


櫻井「ありがとう、雅紀」


二宮「それなら一層、ゲーム終わってもずっと走っててもらいましょうか。」


大野「おぉ、ダイエットか。」


相葉「えぇっ?!」


松本「あははっ!まーが走ってる間、俺ら次のゲームしとくわ。」


相葉「酷い酷い!!俺も仲間に入れてよ!!」


いつもと変わらない楽屋。


雅紀がギャーギャー騒いで、


毎度のように雅紀をいじるニノ。


それを見て笑ってる智くんと松潤。


でも、松潤は朝弱いから午前からの撮影は大抵不機嫌。


まぁ、俺の役割はみんなの良さを引き出して上手いことまとめる役ってところ。


相葉「翔ちゃん!!みんなが俺をいじめる〜!!」


櫻井「はいはい、お前らもほどほどにしろよ?」


二宮「はーい。」


松本「翔さんに言われちゃしょうがないな。」


大野「さすが嵐のお母さんだな。」


俺はメンバーから絶大な信頼を得ている。


『嵐のお母さん』として、みんな俺に頼ってくる。


でもね、


綺麗な奴ほど中身は真っ黒なんだよ?


コンコンッガチャッ


「失礼します!嵐さん、そろそろスタンバイお願いします!」


櫻井「はーい。」





さてと、今日も頑張ってきますか。





俺は夢の国へと足を踏み入れた。

























仮面を被ってね。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ