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花音学園完結物語

第6章 ~蘇る夏の海のトラウマ~

◇射手座島・海◇

-琥珀視点-

「うわあっ…ゲホッ…くッ…はぁっ」

さっき、足をつったせいで荒波に次々に襲われて、体力が削られ泳ぐ気力が減っていた。

「ゲホッ…ゲホッ…くッ」

それでも、もがこうと泳ぎ始めても荒波のせいで、砂浜の方へ中々進めない状態だ。

それに、波が何度も押し寄せて来て砂浜へ近付けない上に、少しずつ距離が離れていってる。

「くッ…うわっ…うぷっ…。」

少しずつ進んではいるものの、また距離が離されての繰り返しが続く。

「ヤバい…体力が…うぷっ…ゲホッ」

僕の体力がどんどん削られ、疲労も増えてきている。

「ッ!?」

そんな僕に、追い打ちをかけるように大波が僕のすぐそばまで迫っていた。

「うわあ!!」

大波にのまれた僕は、そのまま意識を失った。

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