
大切な人へ
第15章 お仕置き
この間のことを本当に無かったことに
してくれるの?
許してくれるの?自分勝手な私を…
私誓います
こんな優しい人をもう困らせたくないから
先生が望む関係でいたいと思います
私は自分の罪を忘れかけてたんだ_______
少しの間 先生と話して
今日久しぶりに私の家で
食事をしようということになって
帰ろうとしていたとき
教室に忘れものをした事に気がついた
取ってくると彼を1階に残し
1人で教室に入り机の中を探していた
「あれー?美女コンの人だよね?」
ドアから声をかけられた
男の子が2人 なんか恐い
「そうでしょ?やっぱ可愛いね」
あっと言う間に目の前に立っていて
迷いなく私の顔に手が触れる
『いやっ‼』
急いでドアに向かうが腕を引かれて
壁に押さえつけられる
「ひどいじゃん 何で避けるの?」
顔が近い…
腕も痛い…
『ごめんなさい…帰らなくちゃ…』
小さな声が震える
「え?だめだめ 俺らと遊んでよ」
