テキストサイズ

やけぼっくい

第16章 16

2時間近く走っただろうか、私の家まで後数キロ

亮太「帰るか…?」

ポツリと呟く。

帰りたくない、まだ一緒にいたい…
言ったら居てくれるの…?迷惑じゃない?


色々な事を考えながら、亮太を見る。

亮太「そんな泣きそうな顔するなよ…
離したくなくなるだろ…」

佳奈「亮太…?」

呆れているような、どことなく辛い様な表情を浮かべる亮太




少しの沈黙の後、ゆっくり口を開いた

“ごめん…”

ストーリーメニュー

TOPTOPへ