テキストサイズ

やけぼっくい

第1章 1

映画の内容が頭に入んない。

亮太がジュースに手を伸ばすだけで、タバコに火をつけるだけで、ドキドキが早くなる。

亮太「佳奈?」

佳奈「ん?」
亮太の方を振り向くと、そこには亮太の顔があり優しくキスしてきた。

と思ったら、フーッっと口の中にタバコの煙を入れられた。

突然の事でむせる私をよそに、ケラケラ笑う亮太。


佳奈「んもぅ!何すんのー!」

ちょっとふてくされた私を見て、笑いながら“ごめん”と言う亮太。

私をからかって遊んでるようだった。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ