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やけぼっくい

第8章 8

亮太との付き合いも2年を迎えようとしていた。

佳奈「ねー、2年記念日会えるかな?平日だから難しいよね…会える日曜日にどこか行こうか?」

亮太「どこか行きたいとこあるか?」

佳奈「…うーん、会えればそれだけでいいけどね!ケーキ買ってお祝いしよっ」


2年経っても何1つ変わらず亮太が大好きだった。
一緒にいる時間が幸せだった。


ある土曜日

昼で仕事が終わると言っていたから、先に部屋で待っていた。いつも通り洗濯し掃除機かけて。

15:00少し前、亮太が帰ってきた。

亮太「あ~疲れた」

佳奈「お帰りなさい、遅かったねー?」

亮太「ちょっと長引いた、ごめんな」

私は首を横に振り、ニコッと笑った。

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