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一気に鼓動が早くなる。
さっきのメールを送信してから10分と経ってない。

佳奈「…もしもし？」

亮太「おー、久しぶり」

5年振りに聞く亮太の声は変わっていない、むしろテンションが高い様にも思えた。

佳奈「突然の着信でびっくりしたよ、アドレス変わってなかったんだね…それより仕事中じゃないの？」

亮太「仕事中だけど、大丈夫だよ。てか、びっくりしたのは俺の方だよ（笑）突然メールきたから何事かと思ったよ」

佳奈「あ、ごめん。何もないよ、元気かなー…って思って…」

亮太「元気だよ。佳奈は変わりないか？」

佳奈「うん」

何を話せばいいのかわからない
突然すぎて、言葉が見つからない。