テキストサイズ

やけぼっくい

第9章 9

仕事中も亮太が頭から離れない。
メールや着信の音に反応してしまう。


夕方になり、何時の間にか入っているメールに気づいた。半分期待し、携帯を開いた。

ーーーーーーーーーーー
昨日は悪かった。

終わったら連絡する
飯行こう。
ーーーーーーーーーーー


彼氏だった。
相変わらず絵文字などない白黒メール。

亮太からくるわけがないか…

ストーリーメニュー

TOPTOPへ