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原西は場の盛り上げ方が上手く
話しは尽きずに
楽しい時間が流れてた

『あれ？明日、海野町の花火大会じゃない？』
『あっ！そうだね』
『行こうよ！』
『行こう行こう』
『健三、連れてってよ』
『うん、世良も行くよな』
『行くぞー』

世良は既に酔っていた
何時もは物静かな世良だが
お酒の勢いでよく喋るようになっていた


そしてさりげない
行動に目を止めていた

目の前に座っている静香が
世良の心を動かしていた