無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

　
「……はい」
　
「えっ……ほ、本当か！？本当に結婚してくれるのか！？」
　
「……うん……あのね……」
　
「……なっ、何？やっぱりダメ…とか？」
　
「私、ＡＶ女優にはならないよ」
　
「えっ？」
　
――
　
その後、一喜はいっぱいギュッてしてくれた。
嬉しかった。
好きだって言われたの初めてだったし。
何より、ずっと私を追いかけててくれたことが。
　
「一喜……抱いて…」
　
「えっ…俺、初めてだし…」
　
「大丈夫。好きにしていいよ」
　
「莉江……」
　
――