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数日前……
　
真途一穂を知打静について話があると言って呼び出した。
　
「君は知打静君と同じ小学校に通っていたようだね？」
　
「……はい」
　
「君は知打静君について何らかの過去を知っている。そして、彼のことが好きだ。そうだね？」
　
事前に調べていた情報を直接聞いて確認する。
　
「……はい…そうです」
　
やはりそうか。
　
「君に頼みがある。知打コーポレーションズのことを調べて欲しい。静君の為にもなるんだ。たのむ」
　
「会社を？静君の為に？」
　
「そうだ。上手くいけば彼を救うことが出来るんだ。何かわかったら情報をくれないか」
　
彼女は静君の為になるならば、と即決してＯＫしてくれた。