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BOXルーム

第15章 真相

 控え室には、まりんと真綾、ピイコ、のたまん、ホルモン王子、目を覚ましたももっち、そして料理長のケンちゃんとムエちゃん2号(弟)がいた。


「ちょっと……何がはじまるの?」と、ももっちが質問する。


「あの、ちょっとお待ち下さい。もう長々と出来ないってことで、急遽ここに集まってもらってます」


 ケンちゃんがそう言うと、ホルモン王子が手を上げた。


「なぁ、てか、ここはなんなんだ? 俺達、なんでこんな所にいるんだよ?」


「あの、ごめんなさい。僕からは説明出来ないんです。ちょっと待って下さい」


 ケンちゃんは戸惑いながら、ちょこちょこ外を覗く。明らかに誰かが来るのを待ってるかのようだ。



『♪パッパカパーンパッパッパッパッパカパーン』


 突如、どこからともなくファンファーレが鳴り響く。


 すると、部屋の奥の壁がスルスルと上がり、その奥から白いサマードレス姿のルキアとタキシード姿のボディーガード五人が現れた。


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