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角川学園-School Days-

第11章 一泊移住編~2人の時間~

あれから、俊樹君の膝枕の元で休憩して回復した僕は、チームのみんなと一緒に次の試合に出た。

僕達のチームは、順調に勝ち進み準々決勝までいった。

準々決勝も勝って、準決勝も勝って決勝戦まで勝ち進んだ。

結果は、僕達のチームの優勝。

ドッジボール終了後、僕達は各自部屋に戻って入浴時間まで、自由時間となった。

◇長野旅館3階・324号室◇

「ふぅー、疲れたぜー」

「ホントだね~」

僕と俊樹君は、部屋に戻って着替える事にした。

「郁、先に着替えるから少し待ってろよー」

「うん」

実は、決勝戦で相手のボールを受ける際、右手首を捻挫してしまったんだ。

決勝戦の途中で一旦、離脱した僕は付き添いの保険の先生に応急処置してもらう。

決勝戦の途中で復帰して、僕は逃げ回るのに徹した。

旅館の中へ戻る途中、俊樹君の提案で着替えを手伝ってもらう事になった。

片手だと着替えにくいからだ。

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