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角川学園-School Days-

第17章 新しい家族編~郁の返事~

夕陽君にも説明した事と、隼君と隼君の友達もソングボーイズのファンって事も説明する。

さらに、1週間が経った7月下旬の終業式の日。

◇小野家2階・郁の部屋◇

「よし、始めるぞ~!」

放課後、寄り道せずに真っ直ぐ家に帰り、家の片付けをして引っ越しに向けての準備を始める。

その後、昼過ぎには僕の部屋の片付けが大体終わった。

ちょうどその時、スマホの着信音が鳴る。

「隼からだ」

「もしもし?」

『もしもし、お兄ちゃん
今、電話大丈夫?』

「大丈夫だよ」

隼からの電話、初めてだから少し驚く。

『今日、お兄ちゃんとこも終業式だったでしょ?』

「うん」

『昼飯まだだから、前に話してた剣君推しの友達と、これから昼飯を食べに行くんだぁ
お兄ちゃんも一緒にどうかな?』

あぁ、昼飯の誘いか。

そういえば、片付けと準備で昼飯まだ食べてなかった。

「僕が、一緒で良いの?」

『うん♪
その友達も、お兄ちゃんに会ってみたいって』

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