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角川学園-School Days-

第17章 新しい家族編~郁の返事~

◇難波レストランの前◇

「郁さん、今日はありがとうございました」

お辞儀をして、僕にお礼を言う壮馬君。

「それに、会えて良かったです」

「僕もだよ」

「それじゃあ、お兄ちゃん
次は、新居で会おうね~!」

僕は、隼と壮馬君と別れて日本橋へ向かった。

◇アメニイト日本橋店1階◇

「おぉ~!
好きな作家さんの新刊が出てる」

今回は、高校生モノで褐色男子×小動物男子か。

「壮馬君と隼なら、壮馬×隼かな」

そんな事を思いながら、BL本の新刊を持ってレジへ向かう。

「郁君、いらっしゃい」

「歩さん、こんにちは」

歩さんが担当してるレジの前に来た。

「今日、終業式だったんでしょ?」

「はい」

「出勤前に、数多君が来て言ってたんだよ」

「そうなんですか?」

数多君、俊樹君と南君と寄り道してから、歩さんと研磨さんのアパートに来たんだ。

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