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角川学園-School Days-

第6章 不良襲撃編~南を狙う不良達~

◇道中◇

-郁視点-

「郁、おーっす!」

「数多君、おはよう」

桃谷駅を降りて、学校に向かって歩いている最中、数多君が後ろから声をかけてきた。

「数多君、この前アメニイトのイベント会場で、数多君の従兄さんを見たよ」

「お~、マジか」

プリン頭の人だよね?って聞くと、数多君は頷く。

「会場で、はがし係してたよ」

「研磨兄ちゃん
イベントの時はいつも、はがし&ボディーガード係みたいなんだ」

あぁ、格闘技してるからかな?

アイドルとかのイベント会場で、悪質のファンや不審者がたまに出現したりするしね。

「数多君の従兄、研磨さんって言うんだね」

「おう!
梶研磨(かじけんま)って言うんだ♪」

あれ?

梶研磨って、どこかで聞いた事があるような…?

どこだっけな…?

「郁、数多おっはよー♪」

「俊樹君、おはよう」

「俊樹、おはよう」

俊樹君も来て、3人で登校した。

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