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角川学園-School Days-

第6章 不良襲撃編~南を狙う不良達~

「南
そういえば、今日来るのいつもより遅かったけど寝坊?」

「ううん、いつもの時間に家を出たよ」

数多君の質問に答える南君。

「まあ、途中で数人の不良に絡まれちゃって」

「えっ、大丈夫なの!?」

「怪我は?」

「合気道で2人投げ飛ばしたあと、たまたま近くをパトカーでパトロールしてた警官達が来て助かったよ」

あぁ、確か前に合気道会得してる事を聞いたっけ。

「へぇ~、タイミング良く現れるもんだな~」

「けど、放課後は仮にガラの悪い輩に絡まれても、俺と数多がいるし大丈夫だなー♪」

「ははは、頼りにしてるよ(笑)」

「郁の事も、俺達が守ってやるから安心しろよー♪」

ニカッと笑顔で、僕の頭を撫でながら俊樹君は言ってくれた。

「うん、ありがとう」

僕も、何か護身術身につけよっかなぁ…。

でも、喧嘩とか痛いの嫌だし…。

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