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もう一度…

第3章 過去

『先生…。あの…保健室行って いいですか?』

授業中、
私は、
先生に伝えた。

朝から
体調悪かった。

『大丈夫か?何だか顔色悪いぞ。わかった。ちと、みんな待ってて。舞華を保健室連れて行ってくるから。』

『先生大丈夫です。私1人で行けます。』

『ダメだ。先生には責任がある。いいから。来なさい。』

先生は、
私を
おんぶした。

『先生、恥ずかしいよ。みんな見てるよ。』

『気にするな。いいんだ。舞華は、赤ちゃんだからね(笑)』

『先生からかわないで下さい。もう。』

『はははっ。』

私は、
先生の広い背中に
しがみつきながら
安心していた。

『先生…。温かい。』

幸せな気持ちのまま、
保健室に入った。

『しばらく、横になってろな。とりあえず先生戻るけど、次の時間は、授業ないから、迎えにくるよ。』

『は~い。』

私を横にして、
先生は帰っていった。


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