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もう一度…

第6章 秘密の場所

『綺麗だね。やっぱりここが一番。』

『そうだな。俺もよく来てるよ。』

『優もなの?私も来てたけど。会わなかったよね。』

『気づかないだけかもな。』

『舞華、話がある。』

『なぁに~?』

『俺達、元に戻ろ。12年の月日は、確かに長い。でも、埋めれると思う。舞華、愛してる。世界一だぞ(笑)』

『優、世界一なんて(笑)私も、愛してる。誰よりも…』

『宏樹君よりもか?』

『うん。宏樹も大切だけど、優が一番だよ。』

母親失格だね…。
女になってる。
私がいた。

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