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もう一度…

第2章 再会

保護者が集まり始め
教室へと進む。

『あっ。宏樹だ。』

私は
宏樹に軽く手を振った。

宏樹は、
恥ずかしい顔しながら、
私に手で合図する。

『やめろ。』って。

悲しいよね。
去年までは、
手を振り返してくれたのに。

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