
となりのアイツ AN
第95章 大凶の呪縛3 かずくん
「まーくん・・・それって・・・どういう意味・・?
もしかして 俺と 別れる・・・って事?」
「え?ううん、まさか。俺 かずくんと別れるくらいなら
死んじゃうほうがマシだもん」
「・・・///」
思いがけない言葉にちょっと赤くなりながらも
納得できない俺は
「だったら・・」
「うん、だから俺に出来る事として、
・・・もう不埒なことは止めようって決めたの」
「不埒・・・って・・・もしかして・・・」
「うん、かずくんとのえっち」
「・・・・・・」
「ハァ?」と呆れかえった声を出して
「何考えてんだよ、ばかじゃねぇの?」って
詰め寄った方が良かったのかも知れない
けど、何となくそのタイミングを逃してしまった俺は
ただ ぽかんとして
まーくんの顔を見つめ続ける事しか出来なかった
