となりのアイツ AN
第96章 大凶の呪縛4 まーくん
だけど、俺にとっては
特別支援の教員になる事と
アニマルセラピーで子供達を笑顔にする事が
真実 将来の夢になったんだ
そしてその為に 大切な物を断ちなさい、って言われたら
やっぱりかずくんとの事しか浮かばないんだよ
・・・それにさ、その時同時に頭に浮かんだのは
俺が大凶のせいでえっちなことを断つと言ったら
かずくんだって ホッとしてくれるんじゃないかな、って事
あの時あんなに痛がったのに
かずくんは俺の為に無理して受け入れようとしてくれてる
俺が焦らなくてもいいよ、って言っても
聞く耳持たないくらい 前に進もうとしてくれるのは
勿論嬉しい
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