となりのアイツ AN
第107章 卒業、そして となりのアイツ4 まーくん
「かずくんのせいだとか 面倒だとか・・・
そんな風には一度も思ったこと無いよ
寧ろ俺が下手だから出来ないんだ、俺のせいだ、って思ってた。
だけど、そんな事言ってもかずくんは納得しないだろうから
・・・うん、今だから言えるけど、俺がえっちを断つって決めたのは
それを大凶のせいにしたら かずくんがもうこれ以上
自分を責めないで済むかな、って思ったのもあるんだ」
「まーくん・・・」
「ずっと待たせてたのに みんながどんどん就職決まって行く中
俺だけ置いて行かれてるみたいな気がして自信なくして
かずくんはもう俺の事なんてどうでもいいのかも、なんて思って
・・・ハッキリしなくて ごめんね」
「バカ・・・俺の方こそ まーくんがどんどん先に行っちゃう気がして
自信無くしてたのに・・・」
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