となりのアイツ AN
第34章 誤解2 かずくん
2-3
「じゃあな、ご馳走様。」
「あ、こっちこそありがと、帰り気をつけて」
「雅紀、ちょっとだるそうだな・・・大丈夫か?今日早く寝ろよ?」
「あ、うん・・・」
「隣、かずなんだろ?挨拶していこうかな」
「あ、でも多分留守だと思うから・・・」
「そう?・・・じゃあ帰るか・・・またな、雅紀」
「うん、また・・・」
出るに出られなくなって 玄関でつっ立ったまま 二人の会話を聞いてる俺。
違う、これは別に立ち聞きなんかじゃなくて・・・
って。
俺、誰に言い訳してんだ・・・?
まーくんが部屋に戻ったら出かけよう・・・
外で車のエンジンのかかる音、しばらくして発進して行ったらしい音。
そして微かな足音と隣のドアが開け閉めされる音。
・・・よし、もういいだろう。
ぐずぐずしてるとまた鉢合わせするかもしれない・・・その前に出かけよう、
だけど、そっとドアノブを回し、静かにドアを開けた途端、目の前にまーくんのびっくりした顔があった
「じゃあな、ご馳走様。」
「あ、こっちこそありがと、帰り気をつけて」
「雅紀、ちょっとだるそうだな・・・大丈夫か?今日早く寝ろよ?」
「あ、うん・・・」
「隣、かずなんだろ?挨拶していこうかな」
「あ、でも多分留守だと思うから・・・」
「そう?・・・じゃあ帰るか・・・またな、雅紀」
「うん、また・・・」
出るに出られなくなって 玄関でつっ立ったまま 二人の会話を聞いてる俺。
違う、これは別に立ち聞きなんかじゃなくて・・・
って。
俺、誰に言い訳してんだ・・・?
まーくんが部屋に戻ったら出かけよう・・・
外で車のエンジンのかかる音、しばらくして発進して行ったらしい音。
そして微かな足音と隣のドアが開け閉めされる音。
・・・よし、もういいだろう。
ぐずぐずしてるとまた鉢合わせするかもしれない・・・その前に出かけよう、
だけど、そっとドアノブを回し、静かにドアを開けた途端、目の前にまーくんのびっくりした顔があった