となりのアイツ AN
第51章 願い6 かずくん
「・・・・・・ごめ・・・・・・」
「イテ・・・・・・、おい、まーくん、大丈夫?真っ青だけど・・・」
「ん・・・さっきは必死だったから忘れてたけど・・・俺昔から血見るの苦手で・・・」
「え?・・・あぁ、そういえばそうだったな・・・」
「ごめん・・・ちょっと・・・」
そう言ってベッドに突っ伏してしまったまーくん
・・・いや、いいんだけど・・・
俺は 自分で自分の傷の手当をし直し、捲ってあったジャージも足首まで下げた。
まだすげー ひりひりずきずきするけど、なんだか俺よりまーくんの方が重症みたい・・・