となりのアイツ AN
第7章 新生活1 まーくん
1-1
「美味い!ホント美味いね ここのラーメン。こんなとこ知ってるなんて さすがだな~、かずくん」
ズルズルと音を立てて ラーメンを食べながら
一生懸命話しかけてるのに
かずくんはつーんと無視したまま...。
俺が引越しの挨拶に行ってから
もう2時間以上経ってるのに、まだ怒ってんの?
「あったりまえだ、バカッ!」
あ...やっぱり怒ってる...。
「よくも俺を騙してくれたな、俺は、お前にもう二度と会わないつもりで、あ、あ、あんなこと...」
「あんなことって、なんだっけ?」
バシッ!
「いったーーーーー!頭殴るなよーーー!バカになったらどうしてくれんだよぉ!」
「それ以上なるかっ!」
「あ、ひどいな~、すっごい頑張って国大受かったのに」
「だから なんでそれを先に言わないんだよっ!バカっ!」
「だって受かるかどうかわかんなかったから 言いたくなかったんだもん」
「お前、それだけじゃないだろ?わざと黙ってて俺のこと面白がって見てたんだろ...」
「そんな、...面白がってなんかいないって...」
「......」
「俺、ほんとにかずくんと離れたくなくて ものすごーーーーく頑張ったんだもん...ね?そろそろ機嫌直してくんない?」
「……」
「かずくんに無視されたままだったら 俺、どうしていいかわかんないもん……ね?」
「...餃子もうひと皿食っていい?」
「はは...いいよいいよ。俺も唐揚げ追加しようっと」
「美味い!ホント美味いね ここのラーメン。こんなとこ知ってるなんて さすがだな~、かずくん」
ズルズルと音を立てて ラーメンを食べながら
一生懸命話しかけてるのに
かずくんはつーんと無視したまま...。
俺が引越しの挨拶に行ってから
もう2時間以上経ってるのに、まだ怒ってんの?
「あったりまえだ、バカッ!」
あ...やっぱり怒ってる...。
「よくも俺を騙してくれたな、俺は、お前にもう二度と会わないつもりで、あ、あ、あんなこと...」
「あんなことって、なんだっけ?」
バシッ!
「いったーーーーー!頭殴るなよーーー!バカになったらどうしてくれんだよぉ!」
「それ以上なるかっ!」
「あ、ひどいな~、すっごい頑張って国大受かったのに」
「だから なんでそれを先に言わないんだよっ!バカっ!」
「だって受かるかどうかわかんなかったから 言いたくなかったんだもん」
「お前、それだけじゃないだろ?わざと黙ってて俺のこと面白がって見てたんだろ...」
「そんな、...面白がってなんかいないって...」
「......」
「俺、ほんとにかずくんと離れたくなくて ものすごーーーーく頑張ったんだもん...ね?そろそろ機嫌直してくんない?」
「……」
「かずくんに無視されたままだったら 俺、どうしていいかわかんないもん……ね?」
「...餃子もうひと皿食っていい?」
「はは...いいよいいよ。俺も唐揚げ追加しようっと」