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となりのアイツ AN

第69章 タイミング6 かずくん




「まーくん ホントごめん」


懺悔するみたいに、紙コップに向かって話しかける

尤も、まーくんがそこに居ないのを承知で、
と言うより、居ないからこそ言えるんだけど


「俺、いつもまーくんに甘えるばっかで ホントごめんな?
でも、面と向かって なかなか言えないけど ホントにホントにまーくんのこと好きだよ
今日のサプライズもすげー嬉しかった、さっきの アレ・・・も
今日は あのまま先に進めそうな気もしたんだ。
自分からそう言う雰囲気に持って行くのって 俺には無理かも知んないけど 
もしもまた・・ 何て言うか、二人のタイミングが合った時には・・・
もう一歩階段登れるのかも知れないから・・・」


自分の顔が赤くなってるのがわかる
はぁ、言葉にするのって難しいし 恥ずかしいもんだな
だけど

「出来れば、俺の事これからも好きでいて・・・そんで、まーくんにはずっとずっと、俺の隣に居て欲しい・・・」




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