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5-2

ところが　その後　事態は思わぬ展開を見せた


「相葉達の企画、なかなか面白いな、これならいいだろう」

何度目かに提出した企画案を見た東山教授が　
ようやくＯＫを出してくれてほっと一息ついたところへ


「ところで、相葉は山風島って知ってるか？」
「山風島・・？いえ、スミマセン、知りません・・・」

「大島の南にある小さな島なんだが、
島の子供達との交流を図るボランティアが一人都合がつかなくなってな
お前・・行ってみる気はないか？」
「え？・・・僕が、ですか？」

「あぁ。急な話で悪いんだが、俺はお前を推薦したいと思ってる。
一度考えてみてくれないか」
「・・・はい・・」