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となりのアイツ AN

第92章 ただいまの後で7 かずくん


7-2

「ねぇねぇかずくん」
「ん?」

「ぎゅっ、てしよ?」
「・・・誰か来たらどーすんだよ///」


両手を広げて おいで、のポーズを取るまーくんに
口だけは もっともらしい事を言いながらも
そろそろと近づいて行って その腕の中にすっぽり収まる俺


言ってる事とやってる事が違い過ぎるだろ
って、心の中で自分にツッコむけど


まーくんの腕の中、という特等席から呼ばれたら
もうそれを断る事なんて出来ないんだ





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