
催眠術 SO & AN
第17章 催眠術は必要ないから8 雅紀
17-3
走って走って、人気の少ない裏通りまで来ると
ニノがはぁはぁ息を切らして しゃがみこむ
「うぁ~・・・もう・・・無理・・・」
「大丈夫?だけどニノやっぱ運動不足じゃない?」
「ぅるせーな! そんな事分かってるよ、てか元々する気ないから!」
「・・・ま、いいけどね。なまっちろいカラダも色っぽくて好きだから」
「・・・///」
「ほら、立って。そろそろ帰ろ?」
「お前のせいでこんなことしてるんだろ。言われなくても帰るわ。てか、手離せや」
「何で?誰も見てないよ?」
「いいから離せって・・・」
