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催眠術 SO & AN

第34章 催眠術なんて信じてないけど11 ニノ



そして
大野さんへの気持ちや 翔ちゃんとの会話を聞かせてくれた後
目尻に光る大粒涙をグイッと拭った潤君が
ちょっと照れくさそうに 笑顔を見せる


「あーぁ、何かスッキリした。やっぱ俺は白黒はっきりしてる方が性に合ってるよ。
明日からは気持ちをリセットして また頑張れる気がする」
「それならよかった・・・でも無理しなくていいんだよ?
また辛くなったら、俺もニノもいつでも話聞くから」


俺の事までお前が決めるなよ、って思ったけど
潤君の力になることは吝かではないから
横でうんうん、って頷いてると



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